樹脂劣化防止を目的に最も汎用的に使用される添加剤。
過酸化物ラジカルを安定化する1次捕捉剤と、1次捕捉剤の効果を高める2次捕捉剤がある。

ヒンダードフェノール系酸化防止剤

酸化物ラジカルを捕捉する1次捕捉剤。酸化防止剤由来の着色が少ない、2タイプをラインナップ。

 

KEMINOX 9425

耐候性に優れた酸化防止剤である。
あらゆる樹脂に使用できるが、特にABSやHIPSに対して変色が少ないといった優れた効果を発揮する。

 

 

分子量 368.6
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分子量 368.6

性状 / 認可

荷姿

外観:白色粉末
融点:123-129℃


化審法:(4)-93
CAS №:88-24-4
PL登録番号 : [B]NM-13596

20kg
BAG

KEMINOX 179

ポリオレフィンに用いた場合、長時間の老化防止及び、工程安定化に対し、優れた効果を発揮する。
また、表面積の大きい繊維、フィルムに対して、NOXガスによる黄変性に卓越した抑制効果を発揮する。

分子量 699.9
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分子量 699.9

性状 / 認可

荷姿

外観:白~淡黄色粉末
融点:150℃以上


化審法:(5)-5453
CAS №:40601-76-1
PL登録番号 : [B]NM-2287

20kg
BOX

チオエーテル系酸化防止剤

熱的に不安定な1次捕捉剤の副次物を安定化する2次捕捉剤。ヒンダードフェノール系と相性が良く、特にKEMINOX 9425やKEMINOX 179と併用することで高い熱安定性が得られる。
 

KEMINOX PLS

ヒンダードフェノール系酸化防止剤との併用で、卓越した相乗効果を発揮し、高分子材料に長期熱安定性を付与する。
ポリオレフィン、ABS等の樹脂に推奨される。

 

 

分子量 1162
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分子量 1162

性状 / 認可

荷姿

外観:白色粉末
融点:49℃以上


化審法:(2)-1391
CAS №:29598-76-3

10kg
BOX